サリエリがモーツァルトに勝つ日まで

不登校留年高校中退何処に行っても馴染めない社会不適合者の日常 

大学受験失敗 散々馬鹿にしていたFラン大学へ…

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

今日は大学受験(失敗談)について話していきたいと思う。

特に不登校通信制高卒認定など似たような境遇の方々向け。

国立に落ちている身なので、正解の勉強法ではなく失敗したなあという部分だけピックアップして書いていくよ!!

 

私が大学受験を決意したのは高校二年生の10月で、その頃は既に高校を中退しており通信制には通っていたが一日中ネットサーフィンばかり、、。(高校中退してニートになった経緯はまた今度書きます^^)

高校を中退してコンプが生まれたのか、なんと志望校を旧帝国大学にしてしまうのだった(元居た高校の偏差値は60 毎年宮廷が一人居るか居ないかのレベル)。

自分には才能があると思い込んでいたし、本気で勉強したら余裕だろうと思っていた。(大間違いである)

まあ高い目標を持つ事は悪い事ではないので良しとしておこう。(問題はこの後にあった)

その頃の学力だが、高校一年の頃数学など先取りしていたとはいえ数二の図形と方程式までで、そもそも一年の時もろくに学校に行ってなかったもんで、数学はほとんど独学だった。社会は倫理政経日本史選択で全て未履修、理科は生物基礎化学基礎は履修済みだったのでそのまま勉強していく事に(後に化学基礎→地学基礎にシフト)、英語は簡単な200語の長文すら読めないレベル、国語も特別得意では無かったので武器が一つも無い状態だった。

 

  1.  大手予備校に行かず大学生バイトの個別指導塾に行った
  2.  基礎が固まってないのに次に進んだ
  3.  途中で志望校のレベルを下げた
  4.  圧倒的実践不足

 

どれも一見当たり前に思えるが意外と分かっていない。

1 大手予備校に行かず大学生バイトの個別指導塾に行った

高二の3月から通っていたが、数学しかとっていなかったが私にとって時間と金の無駄だったと思う(大学生バイトの個別指導塾を批判したいわけでは無い、寧ろ現役生と歳が近いので接しやすく勉強が苦手な人にはお勧めかも)。個別指導は随時分からない部分を聞けるのが魅力だが、授業をしてくれるわけでは無いし、手厚いサポートは受けられない、ほとんどが現役生で浪人生は一人か二人、学校に行ってない私にとって相性は良くなかったと思う。本当はk合塾に行きたかったが、そもそも田舎だったので予備校がt進しかなかった(t進にも話を聞きに行ったが私は合わなかった)。金銭面に余裕がある人は是非自分に合った大手予備校を検討してみて欲しい。

 

2 基礎が固まっていないのに次に進んだ

受験勉強を始める時、最中も勉強方法の記事を読んだが、とにかくどの記事もまず基礎をしっかりやれとの事。高二の10月~3月まで基礎を重点的にやっていた。いや、やっているつもりだった。特に数学なのだが、公式を使って一通り解けるようになっていたと思う。ただとにかく解くのが遅かったのだ。

国立志望だったためセンター数学は必須。何度やっても時間内には解き終わらないし、点数も上がらない。しかし学校に行っていた時習った部分は即答出来た。ここから考えられることは学校に通っていた時一見意味無いと思っていた定期テスト対策や授業中に何度も解いた教科書の例題、教科書レベルのワークのお陰だと思う。無意識のうちに基礎が刷り込まれていて、実際今でその部分は覚えている。しかし学校を辞めてから自分で勉強をした部分はどうだろうか。長期記憶は出来ておらず、度々教科書を確認していた。学校に通い普通に勉強している人達はつまずかない部分であるだろうが、私のような不登校にとって完全に盲点なのではないだろうか。とにかく教科書の簡単な問題で良いから、完全に自分の物として使いこなせるまでにはならないといけないと思った。

 

3 途中で志望校のレベルを下げた

冒頭にも書いたように高三の11月までは旧帝大志望(文系学部)だった。夏の全統模試では旧帝はE反判定だったがⅮ判定まではあと15点、地元の国立はA判定で順位も大分上の方だった。正直これはいけると思った。しかし最終的に地元の国立に不合格、無名の私立に進学する事となる。夏の判定に調子に乗り、秋~冬の勉強時間は2時間。センタープレは地元国立がギリギリB判定、宮廷は勿論E判定。もうこの時は地元国立に受かればいいや~という考えだった。センターリサーチは地元国立がD判定、二次試験で挽回できず見事に不合格。これから受験する人は最後まで志望校を変えないで欲しい。そうすれば第二志望にまでひっかかる可能性がグンと上がると思う。私は第三志望にもひっかからなかった(´;ω;`)

 

4 圧倒的実践不足

これは演習不足という意味では無く、場慣れしていないという意味である。実際センター試験で隣席ガチャに失敗し(マークするのが五月蠅い、ページめくりが五月蠅い)家でばかり勉強していたので耐性が無く、一時間目から自分のペースを乱されたと思う。対策として図書館やカフェ等物音が気になる場所で訓練するのをお勧めしたい。

 

以上の事が敗因だったと思う。これから受験する人たちは私の失敗談を踏み台にして頑張って欲しい。